庄原格致高校同窓会近畿と「ふるさと活性化」

2016年10月26日

    20161022日、大阪市北区にある大阪第一ホテルで、「近畿庄原格致会」が開催され52名が参加した。

午前1130分記念撮影をした。来賓の片山孝昭同窓会会長は「庄原格致高校は1897年創立、来年120周年となる。庄原市の人口は、毎年650700人減少している。リオ五輪200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した"金藤理絵選手"の市内パレードがあり、8000人の市民が沿道に出て声援を送った」と挨拶された。庄原市の人口は37065人で、庄原市民の5人に1人が沿道に出たことになる。

杉野誠教頭は「庄原格致高校は、広島県で唯一の文科省のアクティブ・ラーニング指定校になった。"何を学ぶか"ではなく、"どう学ぶか"が重要だ」と挨拶された。

午後110分から、1テーブル7人で懇親会が始まった。刺身にワニがあった。ワニはサメのことで、広島県北部地方ではワニを食べる習慣がある。淡泊な味で、懐かしい。庄原の祭りがある1010日は、高校卒業まで毎年食べていた。大阪第一ホテルに頼んで、特別に仕入れてもらったという。

ビールと日本酒を飲みながら、庄原の話をした。同級生は「松江自動車道にある"高野道の駅"の売り上げ(自動車通行量当たり)が、全国道の駅中1位になった。健康志向が高まっている。高野のりんごを使ったジュースや加工品は、砂糖など何も加えなくても十分甘い。庄原市でホップが栽培されるようになった。民間同士でやる方が、速くて制約が少ない。庄原に森林を持っているAビールと共同で、地ビールを発売する計画が進んでいる」と言う。

後輩は「庄原はコメと水がいいので、日本酒が旨い。庄原市三日市にある酒造メーカー比婆美人は超高級酒を造り、純米大吟醸に"格物致知"、純米酒に"格致"と命名し、ネット販売すればいい。格致高校にもロイヤリティが入る」と言う。その他、庄原を活性化するアイデアがいくつも出た。

 

杉野教頭の所に行き名刺交換した。教頭先生は「最近の生徒は、図書室を利用しない」と言われる。私は「スマホを使っているのではないか。私の時代は、夜家で何もすることがなく、図書室で井原西鶴全集、近松門左衛門全集、源氏物語など借りて読んでいた」と話した。

同窓会のお土産は、乳団子と庄原バターモチ 表示だった。乳団子は1934年、庄原七塚原牧場の牛乳を用いて作られ、広島名物となっている。201622日の新聞に「バターモチ逆輸入商品化、乳団子から発展 ハワイ日系人の味、庄原の和泉光和堂発売」の見出しで記事 表示が載っていた。庄原バターモチは、庄原産のもち粉・生乳・卵・七塚バターに、ココナツミルク、練乳などを合わせて焼いたお菓子で、乳団子のようなもちもち感がある。

午後3時、全員で"庄原格致高等学校校歌 表示"を斉唱し、幹事の「今日は広島対日ハム戦があるので、630分までに家に帰り、広島カープを応援してください」との言葉で、同窓会は終了した。

広島県人は、好奇心旺盛でハワイ移住者が多く、お祭り好きで郷土愛が強い。過疎地の高校卒業生は「ふるさと活性化」のため、いいアイデアを持っている。都市に出て活躍している人の知恵を活用するとよい。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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