結婚記念日とカタールの肥満

2013年1月22日

    2013116日、結婚記念日をイタリア料理店で祝った。結婚して36年目になる。

午後7時、伊丹市にある石窯ナポリピッツァとパスタの店「ポンテルンゴ」に行った。前菜の盛り合わせに、オリーブオイルを使ってある。イタリア北部はバター・クリームをよく使うのに対し、南部に行くとオリーブオイル・トマトをよく使う。オリーブオイルはコレステロールを下げるオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)を多く含むが、摂り過ぎるとカロリー過多で肥満になる。

 

マルゲリータを注文した。店内に石窯があり、450500℃の高温で一気に焼いている。ナポリピッツァはローマと違い、縁が厚めでモッチリしている。バジルの緑、モッツァレラチーズの白、トマトソースの赤がイタリア国旗を表現している。

イカスミのスパゲッティを食べた。イタリア北部は手打ちの生パスタが多いが、南部に行くほど乾そう麺になる。ムール貝の香草パン粉焼きが旨い。メインは"子牛のカツレツミラノ風"と"和牛イチボのタリアータバルサミコ酢風味"を食べた。ドルチェのパンナコッタが美味しい。

夫婦の記念日を祝うことは、夫源病対策にもなる。結婚記念日は、子ども 表示にとっても大切な日だ。両親の出会いがなければ、子どもは生まれてこない。

 

午後9時、帰宅するとニュースで、「アルジェリア南東部イナメナスの天然ガスプラントでテロがあり、日本人を含む多数の人が人質になっている」と伝えていた。

昨年の"風をよむ会"で指摘された「世界的に、武器がだぶついている。死の商人が暗躍している」との情報が、頭をよぎった。

 アフリカ・西アジア諸国から日本に入る情報は、極めて少ない。米国USC時代、アルメニア人宅 表示に行った時、友人は「20世紀初頭、アルメニア人の40%が隣国によって虐殺された」と話していた。日本では、そういう報道もなく教科書にも載っていない。

 

先月、カタール在住の人と話をした。「カタールには肥満が多い。医療に関しては、いい病院があり、病気になっても心配ない」という。カタールは平均年収、肥満の頻度が世界トップクラスとなっている。

治安はどうか聞くと、「中近東に駐在する時は、テロの危険を常に意識しながら生活し、外出する時は自動車を利用している。タイやマレーシアの方が治安がよく、物価も安いので暮らしやすい」と言われた。

 

日本のエネルギーは、カタールなど中近東や北アフリカ諸国に依存し、日本人の生活は、テロの危険にさらされている人々によって支えられている。治安のよくない地域で働いている人達に、感謝の意を表したい。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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