NIH肥満症ガイドライン2010と米国ルイジアナの食

2012年8月 7日

   201285日(日)、医学雑誌からの依頼原稿「肥満症の食事療法」を書いた。

参考文献としてNIH肥満症ガイドライン2010を読んだ。1998年以来、12年ぶりの改定になる。BMI・腹囲・血圧140/90mmHg・空腹時血糖110mg/dlは前回と同じだが、LDLコレステロール160mg/dlの基準が新たに加わっていた。一般的料理に加え、アジア・メキシコ・ベジタリアン向けの具体的メニュー(1200kcal1600kcal)が載っている。

序文を、ヨーク北米肥満学会理事長が書かれていた。ヨーク教授の依頼を受け、教授から飛行機代とホテル代を出してもらい、米国南部ルイジアナ州バトンルージュ市へ動物実験に行ったことがある。

 

1991101318日、米国ルイジアナ州立大学ペニントン研究所で、肥満動物モデルのVMHラット・PVNラットを作製した。

1013日夜、ブレイ所長らとシーフードレストランに行き、7種類のザリガニ料理とガンボ(米の上にスープがのったもの)を食べた。

1014日昼、ブレイ所長・ヨーク教授とケイジャンサンドウィッチを食べた。夜は群馬大学から留学中の小内亨夫妻宅で、日本食をご馳走になった。

 1015日、午前830分から1時間、ヨーク教授ら肥満研究者16人に、「内臓脂肪型肥満」と「VMH破壊GKラット(肥満糖尿病動脈硬化モデル動物)」のレクチャーをした。夜、ゴルフ場の中にあるレストランへ、ブレイ夫妻・ヨーク夫妻と5人で行き、海老サラダ、フィッシュアーモンド料理を食べた。午後10時、宿泊しているコートヤードホテルマリオットまで、ヨーク教授の車で送ってもらった。

 

徳永勝人ヨーク教授.jpg1016日夜、ヨーク教授の自宅でビア・ピザ・パーティーがあった。写真は、ベランダで撮影したもので、左がヨーク教授、右が私だ。

1017日、ニューオーリンズに行った。ジャクソン・スクエアでガンボの食事をし、お土産にブードゥードールを買った。フレンチ・クウォーターのバーボンストリートからリバーウォークに行きベニエ(ドーナッツのようなもの)を食べた。

NIH肥満症ガイドライン2010の食事療法では、蛋白質15%・炭水化物55%以上・脂質35%以下としている。肥満症食事療法においては、蛋白質・炭水化物・脂質のバランスをとることが必要だ。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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