活字離れとメタボリックシンドローム

2009年1月18日

    20091月大阪北区でエコノミスト、大手電器会社の友人とフランス料理を食べながら経済やメタボリックシンドロームの話をした。

 

100年に一度の危機というが、日本にとっては100年に1度のチャンスだ。強い通貨"円"は日本の国益だ。日本の失業者6万人は他の国の失業者200300万人に比べ少ない。世界のエネルギー・食糧資源が少なくなったため、大量生産・大量消費の時代は終わり、技術力のある日本の出番がきた」とエコノミストは話す。

 

ロゼワインを飲むごとにボルテージは上がっていく。四書五経に詳しい友人は、「賢者は両面を見、愚者は一面を見る。不振な電器産業は報道されるが、好調な電器産業は報道されない。円高で損をする自動車産業は報道されるが、得をする産業は報道されない。国民は全ての業界が悪いと思ってしまう」と言う。

 

「新聞業界も活字離れに不況が重なり、ある新聞社は2000億円あった広告料が1200億円と40%減少し、発行部数も30万部減少したため、経営が苦しくなっている。新聞業界も再編が起こるかもしれない」とエコノミストは言う。

えらい時代になったものだ。新聞社もテレビ局と同様に外資系による買収騒ぎが起こったり、販売競争で激しく戦っている新聞社が、ある日突然手を握ることになったりするかもしれない。社風も受けてきた教育も違う新聞社が統合されると、紙面1つ作るにも議論で時間がかかりそうだ。

インターネットの世界では既にA新聞とY新聞が合併したが、アクセス回数は先行したS新聞に大きく水をあけられている。世の中、いつ逆転が起こるかわからない。

 

110日、高槻城跡公園へ太極拳に行った。学校に人が集まっており、高槻消防団出初め式をしていた。朝10時ブラスバンドを先頭に消防隊員、オレンジ色の服を着たレスキュー隊員、西武百貨店、関西電力、パナソニック、サンスターなどの自営団も含め847人が目の前を行進した。その後、消防車、救急車、ドクターカーなど47台が通過して行った。

 

1030分、太極拳仲間17人と城跡公園の木々の下で寒中太極拳を行った。5mの風の中だと体感温度で5℃寒く感じる。帽子と手袋をしても手が冷たく、カイロを両手袋の中に入れて寒さをしのいだ。マスクをしていない人の鼻水が、風に吹かれて飛んで行く。

冬の野外での太極拳は、日本の四季を感じるスポーツだ。賢者は自然に親しみ、愚者は自然から遠ざかる。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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メタボリックシンドローム

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